回折光学素子(DOE)の可能性
DOE(Diffractive Optical Element)は光の回折現象を利用し、レーザー光を空間的に分岐させることができる素子です。DOEの表面にはシミュレーションにより設計された微細な構造が作製されており、分岐させるレーザーのビームを制御して、さまざまなパターンの光を出力させることができます。
光学素子として、従来は、レンズやプリズムなど、光の屈折現象を利用したものが多く使われてきました。しかし、近年では微細加工技術の進展や、小型軽量化・薄型化へのニーズの高まりなどを反映し、回折光学素子が多く使われるようになっています。
*引用元:AGC株式会社
LED光源と比べて格段に視認性が勝るレーザー光線で様々なデザインが投影できれば可能性が広がると思います。
<応用例>
夜間の移動における危険回避
*引用元:Sean&Stephen(台湾)