レーザーの特性
レーザーとは英語でLASERと綴りますが、これはLight Amplification by Stimulated Emission of Radiationの頭文字を繋ぎ合わせたもので、これは輻射の誘導放出に因る光増幅と言う、レーザーの発振原理を表しています。
その様に発振されたレーザーは普通の光とは異なり、以下の4つの大きな特長を有するとても特別な光となっているのです。
レーザーには様々な特性があり、レーザー距離計やレーザーポインタ―の使用用途は非常に理にかなった使い方だと言えます。
一方で利便性が高い故の危険性も伴うため、使用する際は規制内容に理解と十分な安全対策が求められます。
①単色性 |
一般的に光には様々な色の波長が混じっていますが、レーザー光線は基本的に単色です。 |
②指向性 |
普通の光は拡がってしまいますが、レーザーは制御次第で真っ直ぐに飛びます。 |
③エネルギー密度 |
普通の光では難しいですが、レーザーは回析限界まで絞り込みエネルギー密度を上げる事が可能です。 |
④可干渉性 |
普通の光と異なり空間的だけでなく、時間的にも可干渉性(波の秩序性)に優れています。 |