え!!白色レーザー!!?

レーザー光線と言えば一般的に赤色(レッド)や緑(グリーン)レーザーをイメージされますよね。もしくは最近ですとBlue-ray(ブルーレイ)にも使われている青色レーザーでしょうか。

今回ご紹介するのはなんと白色のレーザーと言われるSLD(スーパールミネッセンスダイオード)です。

まるで照明のような白色の光がレーザー光線のような指向性を持って放たれるビームは衝撃を受けます。

LaserLight automotive luminance 100x LED

自動車には既に導入がスタートしているようですが今後も船舶、航空、軍事用途や、照明以外にも無線通信、距離測定、センシングにも応用が期待されています。

◆仕組
京セラSLDレーザーのHPを拝見すると、光源は青色レーザーであることが分かります。青色レーザーと蛍光体の組み合わせにより白色の光を生み出しているのですね。

指向性のあるレーザー光線が照明として遠距離まで到達することを考えれば光源の出力が高いことが考えられますが、UL安全規格(UL8750)とブルーライトハザードのリスクグループ(RG)レベルを評価するため、IEC TR 62778:2014に基づく試験も同時に実施したようです。

参照動画・画像:京セラSLD laser

 上空を飛ぶヘリコプターから地上へ